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2009年5月15日 (金)

コンゴから消え行くマルミミゾウ

 Dr Terese Hartによるコンゴでのボノボ探索記録

 2009年1月24日

(翻訳協力:瀧口暁子、編集協力:秋谷亜希子)

 2008年の終わりキャンプ・ボノボから気がかりな衛星メッセージを受け取りました。

「皆様へ。2人の兵隊が密猟の任務で来ています。」

兵隊達はAK47を装備しており、狙いは象牙でした。キャンプ・ボノボの地域に生息するゾウは今ではわずか1家族だけになってしまいましたが、彼らを狙うハンターは、この2ヶ月間で2組目です。初めの密猟者達は警察によって送り込まれました。私たちは、ゾウを保護するべきだと警察署長を説得したのですが、すでに別の一団によって同じゾウが狙われています。

 兵隊ハンター達はゾウを発見できなかったことが1週間前にわかりました。しかし、森林やゾウに対するコンゴ政府や軍、警察の見識が大きく変わらない限り、今後も続々とハンターがやってくることが、もはや私たちにはわかっています。

 ロマミ川沿いの森林は、ゾウの主要な生息地ですが、そこにいるのは少数です。地元の人々によれば、キャンプ・ボノボ付近にいる小さなゾウの家族は、ここ10年以内に起こった内戦の間に虐殺されてしまった大きな群れにいたそうです。唯一の大切な生き残りたちは、TL2(サバンナの最南端で、Tsuapa、Lomami、Lualabaの3つの川が流れる地域)の中央に位置する、ロマミ川支流のチュチュ川沿いに生息しています。

 

 未来のコンゴに生きるゾウに希望はあるのでしょうか?コンゴ民主主義共和国(コンゴ)は中央アフリカ諸国で最も森林生態系が豊富で、かつて森林にはゾウの通り道が縦横無尽にあり、騒々しい塩なめ場が点在し、木々の新芽の周りは彼らの糞でいっぱいでした。けれども今では生きているゾウの形跡より、彼らの骨を目にすることのほうが多くなってしまいました。虐殺を止めなければ、コンゴのゾウは絶滅してしまうでしょう。

 生き残ったゾウのグループへの容赦ない追跡によって、私たちは今こそ抵抗の声を 上げる時であると思い至りました。各方面の協力がなくては、コンゴの政府、軍、そして警察の耳に届くような声を上げることはできません。私たちの抱える問題は、拠り所となる情報によってのみ説得力が生まれ、推進していくための支持を得ることができるのです。そのため、以下の事柄を提案します。

(1)コンゴ国内のゾウに関する情報収集(2)他のアフリカ諸国のゾウに関する経験や知識(3)マルミミゾウへの配慮と彼らを保護するための積極的な活動。以上を社会の人々の幅広い協力のもとに行うのです。

 コンゴのゾウを守る複合的な運動を国内的、国際的に展開していく一環として、密猟を取り締まる法律の制定や、ゾウの最新情報の包括的な概要を更新する準備、公共メディアや集会を通じての情報提供、オンラインでの情報提供、請願書の配布、そして資金集めなどを行います。

 成功のためには、情報(ゾウの調査、密猟の報告や人間とゾウの間の衝突についてなど)、協力者、そして私たちの試みに対する意見や過去の経験に基づいた情報提供が緊急に必要なのです。

http://www.bonoboincongo.com/2009/01/24/the-forest-elephant-is-disappearing-from-congo/

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01 ゾウ」カテゴリの記事

コメント

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