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2009年5月15日 (金)

胆汁採取の犠牲になっていたクマ、中国の農場から救出

The Associated Press
2009年2月8日

(翻訳協力:山崎千佳子、編集協力:小林玲子)

 成都〔中国〕: 中国南西部のクマ農場で何年ものあいだ虐待的に胆汁を搾り取られて栄養不良になり、病気にかかっていた1

3頭のアジアクロクマが、動物保護団体のもとに引き取られた。その後27日現在、クマは快方に向かっている。

香港を活動拠点とするAnimals Asia Foundation (AAF)は、国の認可を受けていた四川省のクマ農場からクマを保護した。同農場では、漢方薬として用いる胆汁を搾り取るために、クマの胃に穴を開けていた。

 このようなクマの飼育は中国で合法となっているが、AAFによれば、クマは動物虐待という点で違法行為を行っている農場から保護されているという。13頭のクマが6
に四川省森林保護局から引き取られたが、うち一頭は明らかに末期の肝臓ガンで重症だったため致死させたという。

 1980年代に中国は、
農場で生産した胆汁で市場の需要を満たすことによって野生のアジアクロクマを保護するという目的をかかげ、クマの胆汁採取を認め始めた、とAAFは説明する。しかし、クロクマの生息数に関する信頼性のあるデータが不足しているため、この政策がクロクマの保護に貢献しているかを評価するのは難しいようだ。

 野生のクマからは農場で飼育されたクマよりもよい胆汁が採れると信じられており、野生のクマは依然として密猟されているという。

 アジアクロクマは、胸の三日月形の模様からツキノワグマとも呼ばれている。

 中国政府の推定によれば、およそ7,000頭のクマが国内の247のクマ農場で胆汁採取を目的に飼育されているという。しかしAAFはその数は10,000頭にのぼると断言している。

 中国が承認しているクマの胆汁の採取方法は、クマの胃に永久に残る穴を開けて胆汁を取り出すという
もので、「フリードリップ」方式として知られている。

 AAFが述べるには、この方法でもクマに苦痛を与え、ゆっくりと死に至らせることがあるという。しかし、さらなる苦痛を伴うのはカテーテルやゴムチューブをクマの胃に挿入する方法だ。政府が禁止しているこういった方法を依然として採用する農場もあるという。

 現在AAFは2000年の中国政府との合意に基づきクマを保護している。合意内容は健康状態の悪いクマを中国政府と違法農場から引き取るというものである。クマは成都郊外にあるAAFのツキノワグマ保護センターに搬送される。同センターは2000年の合意以来260頭のクマを保護している。

 AAFによると、農場が具体的にどの条例に違反したかについて政府からの情報はな
いが

、たいてい小さな檻で飼育していたとか、定期的に散歩できる敷地がないという理由で出頭が命じられているという。


 6日に救出されたほとんどのクマには失明から肝臓の腫瘍に至るまで多様な病状が見られたという。顔中に白癬(はくせん)があり、檻の棒にかじりついたまま左右にはげしく体を揺さぶっていたクマもいたという。

 「今日保護したほとんどのクマは農場の檻の棒に頭をこすり続けたために傷跡や負傷が多数あります。監禁のためにノイローゼになっているのです」AAFの創立者であり事務局長でもあるJill Robinsonは語る。

 クマは最初すりつぶした果物を与えられる。その後何ヶ月にもわたるリハビリプログラムに入り、健康診断、治療を受け、隔離された回復用の檻の中で生活する。センターが
治療を施した260頭のうち、77頭が死亡した。

 7日、四川省森林保護局に何度か問い合わせの電話をかけたが応答はなかった。

 

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