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2009年1月20日 (火)

アフリカで、野生生物犯罪最大の一斉検挙

ナイロビ  AFP通信
2008年11月17日

(翻訳協力:木田直子、編集協力:大森康子)

月曜のケニア野生生物公社(KWS)の発表によると、アフリカの野生生物犯罪に対する最大規模の取り締まりとも言われた4カ月におよぶ捜査活動により、1トンの象牙製品が押収され、57人の(密猟や違法取引の)容疑者が逮捕された。

今回の合同捜査(コードネーム:Baba作戦)で、コンゴのブラザビル、ガーナ、ケニア、ウガンダとザンビアの市場、空港、国境地帯で、チーター、ヒョウ、サーバルキャットやパイソンの皮と、カバの牙が押収された。

「この週末、合同捜査の参加国すべてで、国内の違法な市場を一斉検挙しました。これは、象牙を違法に売買する業者の越境を確実に阻止するためです」とKWSは声明の中で述べた。

Baba作戦を指揮した国際刑事警察機構は、密輸の被害を受ける他の地域でも将来同様の捜査が行われる可能性を示唆している。

国際刑事警察機構で合同捜査およびインフラ支援を統括する、Giuliano Zaccardelli氏は「東、西、南アフリカ諸国が野生生物犯罪に対して行った合同捜査は、(他の地域に)奮起を促すよい前例となりました」と語り、次のように付け加えた。

「同様の捜査活動が、アジア、南北アメリカのほか、(違法取引が)犯罪として罰せられる地域で、実施されるかも知れません」。

ケニアでは、この合同捜査により、少なくとも113本の象牙(総重量358キロ)が押収され、36人の密猟者とブローカーが逮捕された。うち3人は中国人だという。

「Baba作戦はケニアで大成功を収めました。私たちKWSは、象牙の取引がゾウの違法な殺りくをあおっていると確信しています。ですから、今回の作戦は、長年にわたり、ゾウが著しく減少してしまったアフリカ諸国にとって、天の恵みでした」と、KWSディレクターのJulius Kpng’etich氏はこの作戦を評価する。

作戦名は、Gilbert Baba氏に敬意を表して付けられた。Baba氏は、10年前職務中に密猟者によって殺害されたガーナのレンジャーである。

野生生物取引監視組織、TRAFFICによると、1991年に象牙の輸入が禁止されたにもかかわらず、中国は、主にアフリカから供給される象牙の最大輸入国となった。

中国はまた、世界最大の象牙市場の1つに数えられる。象牙は伝統的に、印鑑や装飾的な骨董品の製造に用いられてきた。

最近、アフリカ南部の4カ国で開催され、論議を呼んだ一連の競売では、中国の貿易業者が最大の買い手となった。この競売では、政府が所有していた102トンの在庫象牙がおよそ1500万ドル(1200万ユーロ:約13億3千万円:レート1ドル=89.08円、12月21日現在)で売却された。

1999年以降初めて行われたこの合法的な競売には、自然死した、または頭数管理のために間引きされたゾウの牙が出品された。

ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約=CITES)により認められたこの1回限りの競売は、野生生物保護のための資金調達が目的だ。しかし、自然保護論者は、これにより密猟が増える恐れがあると警告している。

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