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2008年8月 1日 (金)

スマトラ島北部メダンで、政府職員が野生生物の違法売買に関与

ProFauna Indonesia (www.profauna.org) プレスリリース 2008年6月18日

環境保護団体プロファウナ・インドネシアが国際動物愛護基金(IFAW)と共同して行った最近の調査によると、スマトラ島北部のメダンで野生動物の違法売買が広範囲に行われている。

2007年にインドネシア国内外での違法売買のために密猟されたスマトラ島固有の野生種の数は約10,000と記されている。

その中心となっているのはメダンのビンタン動物マーケットである。ここでは、ワシ、バタンインコ、スローロリス、テナガザル、マレーグマなどの保護動物が自由に売られている。これらの動物は1100円(10万ルピア約11米ドル)から17500円(150万ルピア約160米ドル)で売られている。

このマーケットの業者の中には、インドネシア最大の野生動物のブラックマーケットであるプラムカマーケットの業者に動物を提供しているものもいる。ビンタンマーケットの野生動物密売人は、2週間おきに、メダンのポロニア空港から300頭ほどの動物をジャカルタへ密輸している。

メダンはまた、シンガポールやマレーシアへの野生動物密輸の出口となっている。メダンのべラワン港やタンジュン・バライ港、ジャンビのクアラツンガルやリアウのバタムを経由して密輸されている。

森林局の職員も野生動物の密売に関与

捜査により、森林局の天然資源保護センター(BKSDA)の職員の腐敗が明らかになった。メダン-ジャカルタ間の野生動物違法売買にかかわっているという。この職員は、密猟者を違法に手助けするため、主に二つの方法を用いていた。

まず彼は、野生植物と動物の輸送(Wild Plant and Animal Transportation)に関し、偽造許可書を発行、保護動物が入った積荷を保護されていない種であると申告していた。
さらに、ワシントン条約で保護されていない輸送の自由な普通の鳴鳥を運ぶ運送クレートの底に、特別に秘密の引き出しが作られていて、そこに保護動物を隠して密輸するのを黙認していたという。

メダンのポロニア空港からの密輸は、通常警備がゆるくなる夕方に行われる。プロファウナは秘かにその行為を撮影することに成功した。

野生動物の違法売買に腐敗職員がかかわっていることは、森林局が野生動物の犯罪を阻止しようとする努力を損なうものである。

天然資源と生態系保護(Natural Resources and Ecosystem Conservations)に関する1990年の野生動物法により、保護動物の売買は禁止されている。違反者は最高5年の懲役と約116万円(1億ルピア約1万1000米ドル)の罰金が科せられる。プロファウナのキャンペーン役員であるAsep R. Purnamaは、「森林局と警察は、メダンのビンタンマーケットで押収作戦を実施しなくてはならない」と語った。

プロファウナはまた、森林局と警察が、見せしめに腐敗職員を法律の及ぶ範囲内で最大限罪に問うことを要求している。
違法な野生動物売買は残虐な犯罪であり、罪を免れることがあってはならない。

(翻訳協力:宮本千絵・編集協力:石井紀子)

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