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2008年8月 1日 (金)

不法な狩猟に脅かされるタンザニアの野生生物

THE AFRICA SCIENCE NEWS SERVICE (ASNS) 2008年6月19日 タンザニア

タンザニア政府は、多数の狩猟会社による大規模な密猟によって野生生物の生息が脅かされているという報告を受け、調査に乗り出した。

報告によれば、同国内にはかつて、ライオンをはじめとする狩猟動物が数多く生息していたが、不法な狩猟によって生息数が急激に減少している。

天然資源・観光省は、Marera Safaris Lodge and Tours社(タンザニア)が野生動物保護管理区域内(WMA)の認可狩猟数を上回る動物を違法に狩猟しているとの報告をすでに受けており、現在調査中だという。

報告が事実であるならば、認可狩猟数を超える野生生物の狩猟が行われたとして、狩猟規定および、1974年に制定された野生生物保全法への違法行為とみなされる。

「報告書の内容は承知しており、真実を明らかにするための徹底的な調査に向けて準備をしている。」と、天然資源・観光省のBonaventura Midala野生生物保護部長代理が地元の日刊紙に語った。

しかし情報筋によると、Marera Safaris Lodge and Tours社は地方政府高官の保護下にあるため、同社に対する法的措置は現在のところ一切とられていないという。

今年4月30日に、2名の狩猟偵察員によって作成された報告書がイリンガ地域の狩猟監督官に提出された。それによると、2007年8月9日に、1-19329のライセンス番号を持つ米国人観光客により4頭のライオンが殺され、同日、別の米国人観光客により、13頭のシマウマが殺されたという。

情報によれば、2007年7月から12月の観光客狩猟シーズンにMarera Safaris Lodge and Tours社に割り当てられた狩猟許可数は、ライオン2頭とシマウマ8頭であるが、実際にはその数を超えるライオン4頭とシマウマ13頭を殺していたという。

また、観光客を対象とした狩猟会社社長の多くが、密猟および狩猟戦利品の違法取引に従事しているとの報告が多方面から寄せられている。
観光客を対象としたタンザニアの狩猟産業は大きな利益をあげているが、汚職が横行し、政府の取り締まりも緩いことから、主要部門からの歳入不足を生み出しているうえ、同国の野生生物の存続を脅かしているとの非難を受けている。

タンザニアは東アフリカで唯一、娯楽目的の狩猟を許可している国である一方、隣国のケニアとウガンダでは狩猟の是非をめぐり激しい論議をよんでいる。

http://africasciencenews.org/asns/index.php?option=com_content&task=view&id=488&Itemid=1

(翻訳協力:MM・編集協力:佐藤良子)

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