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2008年8月 1日 (金)

コンゴのシロサイ、絶滅の瀬戸際

ロイター通信 Daniel Wallis記 2008年6月17日 ナイロビ

アフリカにおけるサイの個体数は過去最高の水準に達したが、コンゴ遠方の無法地帯において、亜種の一群が絶滅の危機に瀕している、と有力保護団体がこの火曜日に警告した。

他の地域でサイの個体数が増えている一方で、コンゴ民主共和国北東のガランバ国立公園のみに生息するキタシロサイは、絶えず密猟に悩まされてきた。

スイスに本拠を置く国際自然保護連合(IUCN)によれば、2003年4月の時点で残りわずか30頭であったキタシロサイは、2006年8月にはたったの4頭しか確認されなかった。

「気がかりなのは、最近の現地調査で残された4頭のサイの姿をまだ確認できないことだ」と、IUCNのアフリカサイ専門家グループ委員長Martin Brooks氏が報告書で述べている。

「アフリカ公園財団の指導のもとに計画されている徹底的な調査で4頭の生存が確認されなければ、亜種の絶滅は確実だろう」と同氏は続けている。

密猟者は角を目当てにシロサイを狙う。イエメンでは、角は短剣の柄に加工されるため高値がつく。また極東では、薬としての価値があるとして求められ、高値で取引される。

しかし、コンゴ民主共和国東部は野生生物の保護がほとんど不可能な状態にある。飢えと病気が主な原因で、およそ400万人が犠牲となった戦争から5年経った今でも、武装組織による暴力が同地域を悩ませているからである。

地域当局はこの3月、コンゴ最古の国立公園、ヴィルンガに生息する稀少なマウンテンゴリラ数頭を2007年に屠殺した容疑で、上級猟鳥獣保護レンジャーを逮捕した。

また最近、ヴィルンガの兵士、反乱軍、地元村民らが、急増する中国の象牙需要に促されて、14日間で14頭のゾウを殺したとの報告が5月、保護団体によって伝えられた。

はるか北方に位置するガランバの鬱蒼とした森の中に影のように潜むハンターたちの中には、北ウガンダ反政府勢力「神の抵抗軍」の重装備ゲリラ兵の姿も見られる。

IUCNによれば、この世界最貧大陸のその他の地域のサイは、ずっと良い生息状態にあるという。IUCNが行う野生生物個体数の推定は信頼性の高いものされている。

野生動物の移動や密猟阻止などの保護活動により、シロサイの総頭数は2005年の14,540頭から昨年の17,480頭に増えた、とIUCNは伝える。

小柄で攻撃的なアフリカクロサイの数も、3,730頭から4,180頭へと増加しているが、依然としてIUCNの絶滅のおそれのある動植物リストに登録されている。

http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSL16402006

(翻訳協力:松永裕美・編集協力:佐藤良子)

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